SKY NOTE

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経済

グローバル経済否定論 無謀な戦いで疲弊するなかれ

自分がグローバル経済について否定的なのは、世界に出て行けば、日本は勝てるという安易な夢想を持っていないからである。古いとか、新しいとかではなくて、状況がとても厳しいことを知っているからこそ、無謀な戦いで疲弊するべきではないと言っているので…

教科書通りに正しくアベノミクスは失敗した

テレビを見ていると、これでは正しい判断が出来ないと感じる。確信に触れるところは、まず報道されないし、専門家が嘘を平気で言う。なぜ、ウソか分かるかというと、例えば経済学の本を読むと、まず、一丁目一番地に需要(消費)を増やさないと供給(仕事)…

日銀の金融緩和、70〜80兆円に

訂正:11月3日に書いた記事の中で、年金の部分に致命的な計算間違いがありましたので、書き直しました。調べると非常に深刻な事態であることがわかり、この重要な問題について間違った記事を書いてしまったことを深く謝罪するとともに、訂正記事を載せます。…

訃報:宇沢弘文さん死去(東大名誉教授 理論経済学の第一人者)

経済学者、宇沢弘文さんが9月18日、午前4時49分、肺炎のため東京都内の自宅で亡くなられた。86歳 中日新聞:宇沢弘文さん死去、86歳 理論経済学の第一人者 2014.9.26 http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014092602000260.htmlこの知らせをネ…

宣伝された不況

法人企業統計を見ると、利益の総額から見ると決して日本の企業は不況とはいえない水準と言える。2012年(内部留保:10兆円、配当金14兆円)しかし、その利益の大半は株主に払われる配当金や大企業の内部留保になってしまい、私たちの懐には入ってこない。テ…

「株価だけ」上がっても意味が無い。

株価が上がっているから、経済が上向いているという主張は経済のことを知らない人の言うことです。というのは、株価が上がって良いのは、企業が、その株を担保にして資金調達がしやすくなることですが、デフレで需要が細っている時に、資金調達をして設備投…

ApplePayのまとめ

0.「Apple Pay」とはなんぞや? Appleの新しい決済サービス、ApplePayについてまとめてみた。ApplePayは、Apple版のNFC(近接場型無線通信:Near field communication)を使ったサービスで、FelicaやSUIKAみたいなものです。(1mから10数cmの距離での小電力無…

「年収は住む所で決まる」日本の低迷の理由

年収は住む所で決まるという記事を読んだ。 『年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学』 http://www.lifehacker.jp/2014/09/140901book_to_read.htmlそれによると... ある都市でイノベーション産業の新たな雇用が生まれると、それ以…

構造改革とは、搾取経済への移行を意味する。

普通、何らかの対策を取れば、その結果が出てくるものですよね。しかし、ここ数十年それをやっているのに、未だに成果が出ないものがあります。それは「構造改革」というものです。なぜか、構造改革をすればするほど、庶民の経済は厳しくなって、多くの人々…

お金持ちの節税対策と日本の景気

お金持ちの節税対策をNEWSポストが報導していた。 お金持ちが高級外車に乗る理由 見栄ではなく税金減らすため http://www.news-postseven.com/archives/20140716_261409.html1.経費で落とす 所得税を減らすためには、経費で所得を減らすという方法論がありま…

現在の不況の原因は、株式会社という制度そのものにある

法人企業統計を見ていて、現在の不況の原因は、株式会社という制度の構造的欠陥だと思い知らされる。企業が内部留保を貯めこみや配当金を払うのは、全て株主のためである。バブル期よりも200兆円も多く、利益剰余金を貯めこみ、経済を不況にしている。実は、…

ステロイド剤のような欧米金融資本主義

欧米の金融資本主義について自分が抱くイメージは、ステロイド剤と似ていると思うんです。ステロイド剤は、炎症を一時的に抑えますが本質的な問題(炎症の元となっている問題)を解決はしないので、量を多く使いすぎてしまうと、炎症がよりひどくなったり、…

「おかしい」が「マズイ」に変わるとき <日本経済編>

オカシイと思うことがある。ただ、それは、「マズイ」の一歩手前の段階、では、どうなれば、オカシイことがマズイことになるのか、それは、オカシイことに確証が生じた時である。だが、大抵その確証というのは、現実によって知ることが多い。情報通の人は、…

スーパーで若者の報われなさに怒りを感じつつ、帰途につく

消費税があがったので、近所を散歩しつつ、安全な産地の食材を扱っている安売りスーパーを探し回っていた。業務用食材のお店を見つけ、ウィンナー1kg 460円というのを見て「安いな〜」と思いカゴに入れていると、何か怒られている声がした。若い店員の青年が…

現在の日本経済を血液に例えてみる 2014.5.14

現在の日本経済を、血液に例えて考えてみると、局部的な低血圧、貧血状態であると言える。血液循環系統に支障があり、必要な箇所に血液が流れず、機能不全を起こしている。GDPを日本経済という血液の総量だとすると、その量は横ばいである。 名目GDP 1989-20…

法人税減税は内部留保や配当金が増えるだけ、本当の景気対策とは?

安倍政権が法人税減税をしようとしているが、デフレ時には、需要を増やすのが基本であり、供給を増やす法人税減税は意味が無い。それについて、もう少し具体的に考えてみると、まず、現在の不景気は生産力が足りないから起きているのではなくて、消費が足り…

TPPを理解するには...現代のアメリカを理解するべき

TPPを理解する上で重要となるのは、90年代以降のアメリカを知っているかどうかなんだと思う。なぜなら、多くの日本人のアメリカのイメージは冷戦時の80年代のものに見えるからだ。しかし、90年代以降、共産主義というライバルが消え、資本主義が、その本質で…

日本のデフレの原因、皆さんが裏切られるワケ

安倍が国民を裏切っていることに気づかない人が未だにいると思うが、消費税の増税で、それに疑問符がついてきたと感じている方も多いと思います。これを感じるのは恐らく、家計を預かっている主婦の方だと思います。なぜなら、給料は上がっていないのに、円…

日本郵政株売却で日本を金融的に乗っ取れる可能性

政府は、郵政公社の株を2/3売却を決めるらしい。通常、支配権を維持するために必要な株は51%であるが、それを上回る66.6%の株を売却できると決めた持点で、政府は郵政公社の完全に民間に売り渡すことを決めたと言ってもいい。しかし、これは、日本を売り渡…

TPPのような「裏切り経済」では、儲からない

台湾の立法院占拠の情勢を見る。中国版TPPとも言えるサービス貿易協定反対の若者達を見て、正常な民主主義社会とはこうあるべきだと思った。ただし、それが自分の国でないことが残念。 サービス貿易協定に反対する台湾の群衆 若者の抗議が一定の成果を上げ、…

ソロス氏、株の大幅下落を予測する 2014.2.22

ソロス氏が株の大幅下落を予測している。私は、相場について考えるときにはソロス氏の言葉を参考にしている。というのは、彼の予想は確度が高く、そして、彼自身が比較的、他の金融アナリストと違って、率直な意見を言うからである。 ソロス氏「株式市場の大…

九工大:竹繊維で低コストな強化プラスチックを開発

九州工業大学の西田治男教授が、竹繊維を使ったプラスチック材料を開発した。 西日本新聞:竹ファイバーで強化プラスチック 九工大が新材料開発 2014.1.29 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/66254 竹繊維を混ぜたプラスチックで作った建築…

日本経済再生には何が必要か?

よく「現場を見ろ」といいます。では、経済の現場とは何でしょう。消費、物価、人々の生活、タクシーの運転手の声、等々あると思いますが、もっとも重要なのは「数字の流れ」です。この数字の流れを追わないことには、経済を語ることは出来ません。経済は、…

反面教師としての「おしん」

私は、おしんの生き方を美徳とするのは、間違いだと思っている。それは、なぜかというと、私を育ててくれた祖母が、おしんのように忍耐を美徳とする人だったからだ。そこで、忍耐を美徳にすると、どういうことが問題なのか、祖母の物事に対する姿勢から見て…

世界の貧しさを撲滅するのにはどうしたらいいか

世界のテロを撲滅するためには、戦争ではなく、貧困を撲滅するために経済を立て治す必要がある。そこで今日は、かなり大雑把に数えた計算だが、世界の貧困をなくすにはいくらかかるか計算し、その上で何が必要なのか考えてみたい。世界の貧困を撲滅するのに…

秘密保護法は、日本の産業を駄目にする

子供の頃、義父に「なぜアメリカは日本に経済で負けたのか?」と聞いてみたところ「戦争をやったからだ」と言った。具体的には、戦争で莫大な国費と若者が取られて国力が弱くなると同時に、優秀な人材の多くが軍事産業にとられ、国内の民間産業が手薄になっ…

保険を牛耳れば金融を牛耳れる

お金というと、大抵の人が勘違いしているのは、価値そのものだと思っている事。実際は、これは価値があると国が定めた信用証書のやり取りにすぎない。信用証書であるから、それを保証する国家の信用が落ちてしまえば、その価値は目減りする。逆に、その国に…

法人税減税は景気対策にならない 2013.10.6

現在の日本はデフレによる不況なので、法人税減税は、全く無意味であるばかりか有害ですらある。そのことについて説明するために、デフレについて説明する。デフレ不況とは? 供給が需要を上回り、慢性的な供給過剰による買い手優勢による商品価格低下、それ…

自由貿易を推進し過ぎると失業率が20%を超える

Twitterを眺めていたら、どうやらアメリカも韓国と同じく、実質失業率20%を超えているという。これで、自由貿易によって、海外に仕事が流出し、雇用が失われることが統計的にも明らかであることがわかった。では、どのように失業率が低くなっていたかという…

2012年度の日本の発電量9236.1億kWhから見る原発の必要性

電事連の資料を見ると、日本の電力の発電量は、2012年度(2012.4〜2013.4)は、9236.1億kWhだった。 電事連:2012年度 の発受電速報 (2013.4.12) https://www.fepc.or.jp/library/data/hatsujuden/__icsFiles/afieldfile/2013/04/12/hatsuju_fy2012_0412.p…