SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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タブレットが売れなくなった理由

タブレットの売れ行きが前年を割るようになってきている。この現象について考えてみた。自分はタブレットが普及すれば、出版物はデジタル化され、紙の本はなくなるものと思っていた。しかし、そうはならなかった。なぜなのか?それは、タブレットのストレージの容量が少なすぎるからだ。よくよく考えてみればRetinaクラスの解像度で、すでに本と表示品質は同じかそれ以上であり、重さだってiPad Airあたりだと充分、本とはりあえる。じゃぁなにが足りないのかというと、ストレージ容量なのだ。コミックだって1冊100MBは軽くするわけで、普及価格帯の32GBに本を目一杯入れても、たった320冊、アプリとか、OSとかミュージックファイルなどを入れる事を考えると、その1/3程度の100冊程度しか入らない。

 

要するにタブレットの表示能力を考えると、様々なコンテンツをストレージに格納できていないと、利便性が損なわれるわけで、その点を考えないとダメなのである。ストレージは、32GBではなくて、320GBが必要なのである。そうする事によって、タブレットに必要なコンテンツを格納できるのである。あるいは、MacやPCがタブレットのサーバとなり、データを供給するとか、専用のNASAppleが発売するべきなのである。これによって、ユーザーは欲しいコンテンツをストレージ容量を気にせずに購入したり、視聴する事が出来る。そう考えると、iPadの容量別の販売手法は間違いである。iPadは32GBを基本モデルとして、それ以外は、SDカードで容量を増強できるようにするべきである。大容量のSDカードを使って必要なコンテンツを自由に格納できるようになれば、iPadは再び、売れるようになるだろう。

 

結局、使い続けていくうちに、容量の上限が来てしまって、それ以上、使えなくなっている事がタブレットが伸び悩んでいる理由だと考えられるのだ。Appleは、容量別モデル編成をやめ、SDカードスロットを搭載した32GBモデルのみを生産するべきである。タブレットとPCの違いは、タブレットが読んだり、見たりするビュワーとして、圧倒的に優れている事なのである。しかし、コンテンツを格納できない事で、その魅力をまるで生かせないでいる事が問題だ。それが出来れば、本来の魅力が引き出されて、再び売れ始めるだろう。